「一度でいいからビジネスクラスに乗ってみたい」という夢をお持ちの方は多いのではないでしょうか。しかし現実には、国際線のビジネスクラスは往復で数十万円〜100万円以上することも珍しくなく、簡単には手が届きません。そんな夢を叶えてくれるのが「マイル」です。
マイルを使ってビジネスクラスの特典航空券を取得することは、1マイルあたりの価値を最大化する最高の方法です。この記事では、マイルでビジネスクラスに乗るための具体的な方法から必要マイル数、取得のコツまで徹底解説します。
なぜビジネスクラスこそマイルで取るべきなのか
マイルを使う際に「1マイルあたりの価値」という観点が非常に重要です。同じマイル数を使っても、使い方によって得られる価値は大きく異なります。
たとえばANAマイルをPontaポイントに交換すると1マイル≒0.6円程度の価値しかありません。一方、国際線のビジネスクラス特典航空券に使うと1マイル≒5〜15円以上の価値になることがあります。これは実に10〜25倍以上の差です。
ビジネスクラスは現金購入価格が非常に高いため、マイルで交換した際の「お得度」が圧倒的に高くなります。せっかく貯めたマイルを最大限に活かすなら、ビジネスクラスの特典航空券への交換が最もおすすめです。
ビジネスクラス特典航空券に必要なマイル数
ANAビジネスクラス特典航空券の必要マイル数
ANAの国際線ビジネスクラス特典航空券(往復)の必要マイル数は路線・シーズンによって異なります。以下は目安となるマイル数です。
日本〜韓国・中国(往復ビジネス):25,000〜35,000マイル
日本〜東南アジア(往復ビジネス):45,000〜60,000マイル
日本〜ハワイ(往復ビジネス):60,000〜80,000マイル
日本〜ヨーロッパ(往復ビジネス):85,000〜105,000マイル
日本〜北米(往復ビジネス):85,000〜105,000マイル
これらのマイル数で現金購入すると、ヨーロッパや北米のビジネスクラスは往復50〜100万円以上になることもあるため、1マイルあたり5〜10円以上の価値が生まれます。
JALビジネスクラス特典航空券の必要マイル数
JALの国際線ビジネスクラス特典航空券(往復)の必要マイル数も同様の水準です。
日本〜韓国・中国(往復ビジネス):28,000〜40,000マイル
日本〜東南アジア(往復ビジネス):50,000〜65,000マイル
日本〜ハワイ(往復ビジネス):55,000〜80,000マイル
日本〜ヨーロッパ(往復ビジネス):80,000〜100,000マイル
日本〜北米(往復ビジネス):80,000〜100,000マイル
いずれも現金購入との差額が非常に大きく、マイルを最も効果的に活用できる使い道といえます。
ビジネスクラス特典航空券を取得するための具体的なステップ
ステップ①:目標マイル数を決めて計画的に貯める
まず、どの路線のビジネスクラスを目指すかを決め、必要なマイル数を把握します。たとえばヨーロッパ往復ビジネスクラスならANAで85,000マイル以上が必要です。
月に10,000マイルを貯めるペースであれば、約9ヶ月で85,000マイルに到達できます。目標を明確にすることで、モチベーションを持って計画的にマイルを貯め続けられます。
ステップ②:予約解放日を逃さずアクセスする
ビジネスクラスの特典航空券は非常に人気が高く、枠が限られています。ANAは出発355日前の午前10時、JALは出発330日前から予約が解放されます。希望する路線・日程が決まったら、予約解放日をカレンダーに記入し、その日の朝イチでアクセスしましょう。
特にゴールデンウィークや年末年始などの繁忙期は解放と同時に枠が埋まることがあるため、開始時刻に合わせてスタンバイすることが必須です。
ステップ③:複数の日程・路線で検索する
希望する日程でビジネスクラスの空席がない場合は、前後数日間でずらして検索してみましょう。また、直行便ではなく経由便(乗り継ぎあり)の方がビジネスクラスの特典枠が取りやすい場合があります。
ANAの場合、スターアライアンス加盟の提携航空会社便を組み合わせた「提携航空会社特典航空券」を活用することで、選択肢が広がります。
ステップ④:燃油サーチャージと諸税を確認する
特典航空券でもビジネスクラスの場合、燃油サーチャージと空港税が別途かかります。路線や時期によって金額は異なりますが、長距離路線のビジネスクラスでは数万円〜十数万円になることもあります。
マイルだけで完全無料にはならない点を理解した上で、トータルコストを計算して判断しましょう。それでも現金購入との差額は圧倒的に大きいため、十分なお得度があります。
ビジネスクラス特典航空券を取りやすくするコツ
①ローシーズンを狙う
閑散期(1〜3月前半、6月、9〜11月前半など)はビジネスクラスの特典枠も比較的空きやすく、必要マイル数もローシーズン料金が適用されます。繁忙期を避けることで、取得難易度と必要マイル数の両方を下げられます。
②片道ずつ別々に検索する
往復セットではなく片道ずつ検索することで、空きのある日程を組み合わせやすくなります。行きはビジネスクラス、帰りはエコノミークラスというハイブリッドな取り方も有効です。
③アップグレード特典を活用する
エコノミークラスの有償チケットを購入した上で、マイルを使ってビジネスクラスにアップグレードする方法もあります。特典航空券のビジネスクラス枠が取れない場合の代替手段として有効です。ただしアップグレード対象の運賃クラスに制限がある場合があります。
④マイルを一時的に大量獲得する方法を活用する
ビジネスクラスには多くのマイルが必要なため、ポイントサイトの高額案件(クレジットカード発行など)を活用して一気にマイルを積み上げる方法が有効です。数万マイルを一度に獲得できるキャンペーンをうまく活用しましょう。
ビジネスクラスの魅力|乗る価値はあるのか?
ビジネスクラスに乗ったことがない方のために、その魅力を簡単に紹介します。
①フルフラットシートで快適な睡眠
長距離フライトで最も大きな違いを感じるのがシートです。ビジネスクラスはシートがほぼ水平になるフルフラット仕様で、長時間フライトでも疲労を最小限に抑えられます。
②充実した機内食・ドリンク
ビジネスクラスの機内食はレストランクオリティで、ワインやシャンパンなどアルコール類も充実しています。食事の時間も旅の楽しみのひとつになります。
③広いパーソナルスペースと高いプライバシー
シート間のパーティションにより高いプライバシーが確保されており、仕事・映画鑑賞・睡眠を快適に行えます。
④ラウンジの利用
ビジネスクラス利用者は出発前に空港のビジネスラウンジを利用できます。食事・シャワー・Wi-Fiなどが無料で提供されており、搭乗前の時間を快適に過ごせます。
まとめ
ビジネスクラスにマイルで乗ることは、マイルの価値を最大化する最高の方法です。特に長距離の国際線ビジネスクラスは、現金購入価格との差が大きく、1マイルあたり5〜15円以上の価値を生み出します。
目標マイル数を設定して計画的に貯め、予約解放日を逃さずアクセスすることが取得成功の鍵です。「いつかビジネスクラスに乗りたい」という夢を持っている方は、今日からその夢に向けてマイルを貯め始めましょう。コツコツ積み上げた先に、至極の空の旅が待っています。


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